
アクサ生命のがん保険「マイセラピー」の評判やデメリットが知りたい、と言う方向けの記事です。
本商品は2019年の3月に発売されたばかりの保険です。通院治療が主流になっている現在のがん治療に応じて作られた商品で、消費者が抱えるニーズに沿った商品ということで注目が集まっています。
この記事ではマイセラピーに関して以下の内容を説明します
- アクサ生命のがん保険「マイセラピー」のデメリット・メリット
- アクサ生命のがん保険「マイセラピー」の保障内容・特約内容
- アクサ生命のがん保険「マイセラピー」の評判・口コミ
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アクサ生命のがん保険「マイセラピー」のデメリット
アクサ生命のがん保険「マイ・セラピー」の契約を考えるにあたって、デメリットが気になると思います。そこでデメリットを2つ説明していきます。
10年ごとに保険料が高くなる
まず、デメリットの1つとして、アクサ生命のがん保険である「マイ・セラピー」は10年更新となっているため、更新毎に保険料が高くなってしまいます。
例えば、25歳の男性がシンプルプランでこの保険を契約した場合、月々の保険料は1325円になりますが、10年後の35歳の時は1,685円で保険の更新になります。その後の保険料も更新ごとに高くなっていきます。
そのため、この保険は短期間での保障だと良い保険といえます。しかし、長期間での保障を考えた場合は、10年ごとの更新で保険料が高くなってしまいます。長期での保障を考えていらっしゃる方は、他のがん保険を検討することをおすすめします
女性の場合、若いうちは保険料がかなり割高
もう1つのデメリットは、女性の場合、一定年齢まで保険料が男性と比べて高めに設定されています。その後の保険料は逆転し、男性の方が割高になります。
例えば、50歳男性のシンプルプランの場合、月々の保険料は3,910円になります。しかし、同じく50歳女性のシンプルプランの場合、月々の保険料は5,110円と割高になります。
アクサ生命のがん保険「マイセラピー」のメリット
「マイ・セラピー」のデメリットを2つ挙げましたが、もちろんメリットもいくつかあります。これから5つのメリットを説明していきます。
保障内容が充実している
まず、メリットの1つ目が保障内容が充実していることです。この「マイ・セラピー」は基本保障が次の4つになります。
・何度でも保障される手術給付金
・60日に1回程度保障される放射線治療給付金
・月1回を限度として通算60ヶ月保障される抗がん剤治療給付金
・月1回を限度として通算60ヶ月保障される緩和療法給付金
40歳男性のシンプルプランだと、月々の保険料が2,160円に対して、基本給付金額が10万円保障されます。充実した保障内容でこの安い保険料だと、とてもお得と言えるでしょう。
契約からすぐに保障が開始する
2つ目のメリットは、契約してからすぐに保障が開始することです。
大体の保険は契約してから保障が開始するまでの間保障されない期間、待ち期間があります。しかし、この保険では待ち期間がなく、契約してからすぐに保障が開始するため、加入後がんが発見されても安心できると言えるでしょう。
ただし、がん・上皮内新生物一時金特約は90日間の待ち期間があるため、注意が必要です。
無料の相談サービスが用意されている
3つ目のメリットは「マイ・セラピー」加入後、がんに関する無料相談サービスが付いていることです。
がんと診断されると、どなたでもショックを受けると思いますが、その際専門医のサポートを受けられるのは気持ちが救われると思います。
以下の3つの無料相談サービスがあります。
・がん治療総合窓口ダイヤル
→がんに関すること全般を専門家へ幅広く相談することができます。
・がん治療女性専用ダイヤル
→女性看護師または医師が対応し、女性特有の悩みを相談することができます。
・セカンドオピニオンサービス
→総合相談医の判断による無料で紹介状の作成、優秀専門臨床医の紹介までトータルサポートを行います。
緩和ケアの保障が用意されている
4つ目のメリットは緩和ケアに対しての保障が付いていることです。
まず、がん治療による緩和ケアとは、がんに伴う痛みを疼痛緩和薬などで和らげることです。最近では、がん治療と緩和ケアを治療の初期段階から並行で行い、治療を進めていく考え方が重視されています。
そこで「マイ・セラピー」では、がんによる疼痛などの緩和を目的とした緩和ケアを受けた際に、給付金が支払われます。
では、どのような保障内容か説明すると、緩和ケアを受けた際に、月1回を限度にとして通算60ヶ月、1回につき10万円の基本給付金額が支払われるため、治療費を気にすることなく緩和ケアを受けることができます。
がん治療は苦しいことが多いので、緩和ケアに対しての保障があることは精神的な助けになるでしょう。
患者申出療養サポート特約により、幅広い治療に備えられる
5つ目のメリットは患者申出療養サポート特約により、幅広い治療に備えられることです。
まず、「患者申出療養」とは、2016年4月からスタートした、患者からの希望により、日本では承認されていない医薬品などを公的医療保険が適用される治療と併用できるようにする制度です。
「マイ・セラピー」では、「患者申出療養サポート」の特約があるため、その特約を付帯すると、先ほど説明した患者申出療養にかかる技術料が保障されます。この患者申出療養は先進医療でカバーできない部分をカバーすることができるため、この特約を付帯することで幅広く備えることができます。
アクサ生命のがん保険「マイセラピー」の保障内容
「マイ・セラピー」の評判や口コミ、メリットやデメリットを説明してきましたが、この中の主契約の保障内容をわかりやすく表にまとめてみました。
〔保障内容〕
・契約可能年齢:5歳〜80歳
・保険期間:10年
・保険料払込期間:10年
手術 | ガン手術給付金 1回につき20万円 (基本給付金額×2) |
・がんにより手術を受けた時 ・何度でも保障 ・入院しなくても保障 |
ガン特定手術サポート給付金 1回につき20万円 (基本給付金額×2) |
・がんによる、食道・胃・小腸・結腸・直腸・肛門の切除術および全摘出術の手術を受けた時 ※ファイバースコープまたは血管・バスケットカテーテルによる手術は除く ・何度でも保障 ・入院しなくても保障 |
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上皮内新生物手術給付金 1回につき20万円 (特約基本給付金額×2) |
・上皮内がんにより手術を受けた時 ・何度でも保障 ・入院しなくても保障 |
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放射線治療 | ガン放射線治療給付金 1回につき20万円 (基本給付金額×2) |
・がんにより放射線治療を受けた時 ・60日に1回を限度として何度でも保障 ・入院しなくても保障 |
上皮内新生物放射線治療給付金 1回につき20万円 (特約基本給付金額×2) |
・上皮内がんにより放射線治療を受けた時 ・60日に1回を限度として何度でも保障 ・入院しなくても保障 |
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化学療法 (抗がん剤治療) |
化学療法給付金 1回につき10万円 (基本給付金額) |
・がんにより化学療法(抗がん剤治療)を受けた時 ・月1回を限度として通算60ヶ月保障 ・入院しなくても保障 |
緩和ケア | 緩和療法給付金 1回につき10万円 (基本給付金額) |
・がんによる頭痛などの緩和のために緩和ケアを受けた時 月1回を限度として通算60ヶ月保障 ・入院しなくても保障 |
アクサ生命のがん保険「マイセラピー」の特約内容
がん保険「マイ・セラピー」には、シンプルプランとガン総合保障プランと2つのプランがあり、主契約の内容は変わりませんが、付帯できる特約や特約の内容が違います。そこで、特約の内容について表にまとめてみました。
先進医療 | ガン先進医療給付金 1回の療養につき先進医療にかかる技術料と同額 (1回の療養につき1,000万円限度、通算2,000万円限度 ) |
・がんにより先進医療による療養を受けた時 ・給付対象となる医療行為や医療機関の範囲には制限がある ・入院しなくても保障 |
ガン先進医療一時金 1回の療養につき15万円 |
・がん先進医療給付金の支払われる療養を受けた時 ・入院しなくても保障 |
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入院 | ガン入院給付金 ガン入院給付金日額×入院日数 |
・がんにより入院した時 ・何日でも保障 ・日帰り入院から保障 |
上皮内新生物入院給付金 ガン入院給付金日額×入院日数 |
・上皮内がんにより入院した時 ・何日でも保障 ・日帰り入院から保障 |
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一時金 | ガン一時金 ガン一時金額 (年1回を限度として通算5回保障) |
・初回:がんと診断確定された時 (入院しなくても保障) ・2回目以降:がんにより入院した時 (日帰り入院から保障) ※90日間の待ち期間あり |
上皮内新生物一時金 ガン一時金額×10% (年1回を限度として通算5回保障) |
・上皮内ガンと診断確定された時 ・入院しなくても保障 ※90日間の待ち期間あり |
アクサ生命のがん保険「マイセラピー」の評判・口コミ
現在準備中です。
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まとめ:アクサ生命のがん保険「マイセラピー」のデメリットや評判を解説!
アクサ生命のがん保険「マイ・セラピー」の評判や口コミ、デメリットやメリットについて解説しましたが、いかがだったでしょうか?
今回の記事のポイントは、次の3点になります。
・10年ごとに更新のため保険料が高くなり、また女性の場合、一定年齢まで保険料が男性より割高になるデメリットがある
・保障内容が充実しており、待ち期間がなくすぐに保障が開始される(一部特約を除く)
・無料の相談サービスや緩和ケアに対する保障、患者申出療養サポートという、安心の保障がある
保険料に対してのデメリットが強いですが、保障に対するメリットが多いため、検討されてみてはいかがでしょうか。
また、この記事の中で、保障や特約の内容を表にてわかりやすくまとめましたので、参考にしてみてください。
参考:金融庁
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